周年記念品製作の裏側:周年記念品製作の相談、最初に何を伝えればいい?

query_builder 2026/09/09
周年記念品オリジナル株式会社メイクワン銀座ショールーム

第3回 周年記念品製作を相談するとき、最初に何を伝えればいい?


「周年記念品をつくりたいけれど、何から相談すればいいのかわからない」

初めて周年記念品を担当する場合、そう感じる方も多いのではないでしょうか。


「まだデザインも決まっていないし、何を伝えればいいのだろう?」 実は、最初から完成されたイメージを用意する必要はありません。

むしろ、記念品をつくる側にとって大切なのは、デザインそのものよりも、どのような条件で、何のためにつくるのかという情報です。


今回は、周年記念品を相談するとき、最初に伝えておくと話が進みやすいポイントを、記念品づくりの「裏側」から考えてみます。


まず伝えたいのは「納期・数量・予算」

最初の相談で、製作サイドがまず確認したいのが納期・数量・予算です。


この3つは単なる事務的な確認事項ではありません。 記念品のサイズや素材、加工方法、製作工程など、どのようなものをつくれるかに関わってくるからです。


たとえば、同じデザインでも、


・何個つくるのか

・いつまでに必要なのか

・どの程度の予算を想定しているのか


によって、選択できる製作方法が変わることがあります。


特に納期については、「納品してほしい日」だけでなく、実際に記念品を使用する日を伝えておくことが大切です。 式典や記念行事で使用するのであれば、その日から逆算して、デザインの検討/試作/実製作/検品/納品などの時間を考える必要があります。


数量についても「とりあえず○個」ではなく、誰に配るのか/予備が必要なのか、などがわかると、より具体的に検討できます。


そして予算は、1個あたりの金額だけでなく全体としてどのくらいを想定しているのかを伝えておくとよいでしょう。 この3つがわかると、つくり手側も「どのような方法なら実現できそうか」を考えやすくなります。


「誰に贈るのか」も大切な情報

次に伝えたいのが、誰に贈る記念品なのかということです。


社員に贈るのか、取引先やお客様に贈るのか、株主や関係者に贈るのか。


同じ「周年記念品」でも、贈る相手によって、ふさわしい大きさやデザイン、表現の仕方は変わってきます。 たとえば、社員一人ひとりに贈るものなら、日常的に飾ったり使ったりできるものがよいかもしれません。 一方で、長年お付き合いのある取引先へ贈るものであれば、会社としての節目や感謝が伝わる、より特別感のあるものが求められることもあります。


「誰に贈るか」は、記念品の方向性を考えるうえで意外と重要な情報なのです


「何周年なのか」を伝える
そして、もう一つ大切なのが何周年の記念なのかということ。


10周年、30周年、50周年など、同じ周年記念でも、その節目を会社がどう捉えているかはさまざまです。


「創業50周年なので、これまでの歴史を振り返るものにしたい」

「10周年なので、これからの成長を感じられるものにしたい」

「100周年という大きな節目なので、会社の歴史を後世に残せるものにしたい」


このように、周年数だけでなく、その節目をどう考えているのかまで伝えてもらえると、デザインや素材、表現方法を考える際の手がかりになります。 「○周年記念品をつくりたい」という情報の中には、実はその会社ならではの背景が含まれているのです


「絶対に入れたいもの」と「できれば入れたいもの」を分ける

周年記念品には、ロゴや社名、周年の数字、記念日など、入れたい要素がいくつもあるかもしれません。 そのときにおすすめしたいのが、「絶対に入れたいもの」と「できれば入れたいもの」を分けておくことです。


たとえば、


絶対に入れたい

・会社のロゴ

・「xx周年」の表記

・創立年と式典日


できれば入れたい

・コーポレートカラー

・会社の建物

・創業時のモチーフ

・キャッチコピー


などというように整理しておくと、デザインを検討するときの優先順位が見えやすくなります。


すべてを一つの記念品に盛り込もうとすると、かえってデザインが煩雑になってしまうこともあります。 だからこそ、「何を一番大切にしたいのか」を最初に共有しておくことが、結果的にまとまりのある記念品につながります


「避けたいこと」も、実は大切

意外かもしれませんが、「こういうものにはしたくない」という情報も役立ちます。


「大きすぎるものは避けたい」

「いかにも周年記念品というデザインにはしたくない」

「会社のロゴを大きく出しすぎたくない」

「飾る場所を選ぶようなものにはしたくない」


こうした希望も、最初の段階で伝えておくとよいでしょう。 つくり手にとっては、「やりたいこと」だけでなく「避けたいこと」も、デザインや仕様を考えるための重要な材料になります


まだ決まっていなくても、大丈夫
ここまでいくつか挙げましたが、最初の相談ですべてが決まっている必要はありません。


「予算はまだ社内で検討中」

「誰に贈るかは決まっているけれど、デザインは白紙」

「入れたいものはいくつかあるけれど、優先順位がわからない」


そんな状態でも、まず相談してみることはできます。 むしろ、相談をしながら「これは絶対に入れたい」「ここは無理に入れなくてもいい」と整理されていくこともあります。 記念品づくりは、最初から完成した答えを用意して始めるものではありません。そこは、安心してご相談してください。




納期・数量・予算という条件に加えて、

誰に贈るのか、何周年なのか、何を伝えたいのか。


そうした情報が少しずつ集まることで、「どんな記念品にするか」が具体的になっていきます。 周年記念品製作の相談で大切なのは、完璧な依頼内容をつくってから相談することではなく、つくりたいものの背景を伝えることなのかもしれません。


次回は、そうした相談を進めていく中で出てくる、もう一つの疑問 「これは、実際につくれるの?」 という問いについて、記念品が「できる・できない」を判断するとき、つくり手の側では何を見ているのかを考えてみます。



(この記事は全8回の連載記事となります)


第四回に続く(9/16更新予定)>>

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