周年記念品製作の裏側:「オリジナル」って、どこまでできるの?
第1回 「オリジナル」って、どこまでできるの?
周年記念品は、どこまでオリジナルにできるのでしょうか?
「せっかくの周年記念だから、オリジナルの記念品をつくりたい」
周年記念品を検討する際、そんな希望を持たれる企業は少なくありません。
とはいえ、いざ製作会社に相談しようとすると、
「どこまでオリジナルにできるのだろう?」
「既製品に名前を入れる程度なのか、それとも形から変えられるのか?」
「そもそもオリジナルって??」
と、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
実は「オリジナル」と一言でいっても、そのつくり方・考え方にはいくつかの段階があります。
そこで連載第一回目の今回は、周年記念品ができあがるまでの「裏側」の一つとして、オリジナルの記念品がどのようにつくられていくのかを見ていきます。
「オリジナル」といっても、いろいろあります
まず、オリジナルの周年記念品と聞いて思い浮かぶのは、どのようなものでしょうか。
・会社名や周年ロゴを入れた製品
・既存の商品に周年メッセージを刻印した製品
・会社のロゴマークや社屋などをモチーフにした製品
・形そのものを一からデザインした製品
これらはすべて「オリジナル」と呼べますが、製作の方法は同じではありません。
例えば、既存の商品に文字やロゴを加える場合と、完全に新しい形状をつくる場合では、必要になる工程も、検討することも大きく変わります。
つまり、「オリジナルにしたい」=「ゼロから何でも自由につくる」ということではありません。
どこまで(どの範囲まで)オリジナルにするのかを考えることも、記念品づくりの大切な一歩です。
どこまで「変えられる」のでしょうか?
オリジナルの方法は、大きく考えると次のような段階に分けることができます。
・既存の製品に「情報」を加える:
既存の製品に会社名、周年ロゴ、記念日、メッセージなどを加えて、御社独自の記念品に仕上げます。
弊社でいうところの既存製品=標準品をベースにできるため、比較的検討しやすい方法の一つです。
・商品の「見た目」を変える:
色やサイズ、素材、表面の加工などを変更することで、標準品に情報を加えただけとは異なる印象に仕上げる方法です。
弊社の場合ですと「底面にホログラム加工を追加」してクリスタルの煌めき感をアップさせたり、「彫刻文字の金ラッカー仕上げ」で
・「形」そのものを変える:
会社のロゴやシンボル、建物、周年のテーマなどをモチーフにして、形状そのものをデザインする方法です。ここまでくると、いわゆる「オーダーメイド」に近いものづくりになります。弊社では「オリジナル製作」「特注製作」として承っています。
もちろん、実際にどこまで対応できるかは、素材や加工方法、サイズ、数量、納期などによって変わってまいります。
「こんなものをつくりたい」から始めても大丈夫です
ここで、少し意外に思われるかもしれないことがあります。
オリジナルの記念品をつくるとき、最初から完成したデザインを用意する必要は、実はないのです。
例えば、
「会社のロゴをモチーフにしたい」
「創業時の建物を入れたい」
「未来に向かっていくイメージにしたい」
「これまでの歴史が感じられるものにしたい」
といった、まだ形になっていないイメージから相談を始めることもできます。
むしろ、こうした言葉やイメージをどうやって具体的な形にしていくかが、製作会社とのやり取りの一つの役割でもあります。もちろん、参考になる写真や図面、既存のロゴデータなどがあれば、より伝わりやすく具体的な検討につながります。
「何をつくりたいのか、まだはっきり決まっていない」という段階でも、相談することはできます。一緒にイメージをカタチにしていく段階は、大変ですが一番楽しめるところでもあると思います。
「できる・できない」は、何で決まるのでしょうか?
一方で、オリジナルだからといって希望したものをすべてそのまま形にできるわけではありません。ここには、ものづくりならではの事情があります。
例えば、
• 素材の性質
• サイズや厚み
• 加工方法
• デザインの細かさ
• 製作数量
• 強度や安全性
• 納期
などなど、さまざまな条件を組み合わせながら、実際に製作できる形を検討していきます。
デザイン上は成立していても、実際の加工では難しいこともあります。
反対に、最初は難しそうに見えるアイデアでも、方法を変えることで実現できる場合もあります。だからこそ、オリジナルの記念品づくりでは、「できるか、できないか」を最初から決めつけるのではなく、「どうすれば形にできるか」を一緒に考えることが重要になります。
例えば「会社のロゴをモチーフとしたい」場合、弊社では「ロゴそのものを立体化する」「ロゴをガラス内面に立体彫刻する」「ロゴをガラス内面に平面的に彫刻する」「ロゴのカラーを生かしたいのでガラスにカラープリントする」など、多彩なカタチでのご製作が考えられます。
どれが希望のイメージに近いでしょうか?また、納期に間に合わせるには、どの製作方法なら可能でしょうか?様々な視点から、一緒に検討を重ねていきます。
オリジナルにする「理由」も大切です
そして、もう一つ考えておきたいのが、「なぜオリジナルにするのか?」ということです。
・せっかくの周年だから、他にはないものをつくりたい。
・会社らしさを残したい。
・社員や取引先に、節目を迎えたことを感じてもらいたい。
・創業からの歴史を形にしたい。
・未来へのメッセージを込めたい。
オリジナルにする理由は、企業によってさまざまです。「オリジナルであること」自体が目的なのではなく、その会社が周年という節目に何を残したいのか。そこを考えることで、どこまでオリジナルにするのがよいのかも見えてきます。
記念品づくりは「形にする」までがオリジナル
周年記念品のオリジナル製作というと、デザインを考えるところに目が向きがちです。
けれど実際には、「こんなものにしたい」という最初のイメージから、「この素材ならどうだろう」「この形なら実現できるだろうか」「この加工方法なら表現できるかもしれない」と、
一つひとつ条件を整理しながら、少しずつ具体的な形へ近づけていきます。
その過程には、デザインだけでは見えない、さまざまな「ものづくりの判断」があります。
一つの周年記念品が完成するまでには、実はたくさんの『裏側』がある。この連載では、そんな普段はなかなか見えない記念品づくりの舞台裏を、少しずつご紹介していきます。
次回は、オリジナルの記念品をつくるときに気になる「デザインって、どうやって伝えればいい?」という疑問について考えてみましょう。
(この記事は全8回の連載記事となります)
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株式会社メイクワン 銀座ショールーム
住所:東京都中央区銀座1丁目20-17 押谷ビル6階
電話番号:03-3562-3880
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